6月度安全ポスター『雨天時の事故防止』雨によるスリップを警戒しよう
投稿日 2025/06/17
雨の日はスリップに注意して運転する必要があるのはもちろんですが、濡れた路面では、タイヤは運転者が思うよりも簡単にスリップしてしまうことに注意が必要です。
雨天時は、自車のスリップに注意するだけでなく、前後や左右を走行している二輪車や自転車などの転倒も警戒しながら走行してください。
スリップ防止の為空気圧チェックと残り溝の確認。
* 「雨の日の夜間は歩行者の見落としに注意」
雨の日は、雨滴がフロントガラスや運転席横の窓につくと、ワイパーで拭っているとは言え、やはり外の視界が狭くなってきます。さらに怖いのは、夜間の道路横断者です。
車の前照灯は、対向車の眩惑を防ぐ目的で少し左に偏っていますので、雨の夜はとくに、右側への注意を高め、速度を落として走行しましょう。
*「点呼とアルコールチェックは厳正・確実に!」
日本郵便で発生した点呼不備事案について、原因は次のようなものでした。
• 周囲もやっていないから、自分もやらなくていい
• 点呼は面倒だから管理者がいるときのみやっていた
• 業務繁忙の時は 行わなかった
• 勤務時間中に飲酒をする 社員がいるはずはない
点呼やアルコールチェックは「法律で決まっているから」ではなく、事故防止の「最後の砦」であると考え、厳正に、そして確実に実施してください。
*「熱中症を事前に防ぎましょう」
人間は、暑いと汗をかいて体の熱を逃がそうとしますが、湿度が高いと汗が蒸発せず、熱が体にこもり、体温が下がらなくなり、熱中症のリスクが高まります。
湿度の高い日でも、熱中症に対する警戒が必要であることを理解しておきましょう。